昨日、ちょっと熊本の自社店舗に用事がありましてね。
その用事が、当初予定より3時間ほど下がってしまい(既に高速に乗ってしまった後の変更)、ほんなれば、敵情視察に行ったれ!と。
自社店舗のほど近く(同じバイパス沿い)にある、悪の巣窟(大嘘)『シトロエン熊本(アデル・カーズ株式会社)』様。
その敷地面積にして東京ドーム約17個分、ショールームは東京ビッグサイトの東・西・南展示棟を併せてちょうど同じくらいの、巨大さ。
広大なお客様駐車場(A~Zまでの区画に分けられ、約2,500台駐車可能)に、お客様でもなんでもないワタクシが駐車をさせて頂き、ショールームへ突撃潜入。
高さ10mはあろうかという巨大なドアが開き、シトロエン熊本さんのショールームのあまりの広さに正直たじろいだものの、どこか懐かしさを感じたのは、百貨店バイヤー時代に様々な展示会や『東京おもちゃショー』などで来場していた前述の東京ビッグサイトを感じさせたからかも知れません(多分そーだよね)。
小汚いワタクシを、菩薩のような笑顔で優しく出迎えて下さったレセプションの女性の方に
『ああああああ、あのぅ、よよよよよ、吉田さんっ、いいいい、いらっしゃいますかぁ?』
『あっっ、大分県大分市弁天2丁目の方から来ました、オクノと申しますっっ』
『あ、シトロエンを扱わさせていただいております45歳の獅子座O型です、本当に申し訳ございませんっっ』
格式の高さとレセプショニストの方の余りの美しさに、通常時以上の挙動不審っぷりを発揮しながら、要件を何とかお伝えしました。
『少々お待ち下さいませ(キラキラ~♪)』
そして、ショールームの奥の大理石製のステージから(シトロエンのCIどないなっとんねん)、かねてよりお会い出来る日を心待ちにしておりました、プリンセス吉田詩織様(マネージャー)が。
余りの神々しさと後光輝く眩しさに視界は失われ、数秒の放心状態のあと(感覚的には永遠にも感じられましたが)、ついに謁見の機会を頂戴致しました。
オクノ家、末代まで語り継がれるであろう(当代で終わるとのハナシもありますが)、栄誉ある経験。
『どーも久し振りぃ(笑) いきなりゴメンやで(笑)』
『近くに用事があったから、ちょっと寄らせてもーてんやケド(笑)』
先ずは大人のオトコの余裕を感じさせるオープニングをカマしてやります。
たまーに電話で話す機会はあったものの、直接会うのは4~5年振りに近い、相当な久し振り感。
こんな小汚ない50前のオッサンを、心優しく保護してくださる、太平洋よりも広い慈愛の心を持つ、シトロエン熊本の皆様。
偉そうに応接テーブルを占拠し、豊富なドリンクメニューを上から下まで全てオーダーし、一口ずつ楽しませて頂きました。
ご馳走様でした。
全種類、美味しかったです。
で、敵地(嘘)に突撃潜入(表敬訪問)して(させて頂き)、あろうことか、90分も、居座らさせて頂きました。
店内外、素晴らしい店舗を視察させて貰いまして、自分の暇さを他人(吉田詩織様)にも強要するという悪辣な迷惑行為を存分に楽しみ、ついでに
『あ、僕のお客様が来た時は、対応ヨロ!!』
と、捨て台詞を吐き捨て、シトロエン熊本さんを後にしました。
いやー、素晴らしかった♪♪
(コレは、ホント)
※この物語はフィクションであり、登場する団体名・会社名・人名等は架空のもので、実在する団体・会社・人物等とは一切関係ありません。